約 1,809,923 件
https://w.atwiki.jp/zenzen53/pages/86.html
ダイ達との闘いに度々敗北し、「己の地位に執着しているような者が勝ちを掴めるはずがない」と悟ると肉体改造を行い、超魔生物と化した元魔族の元魔王。 宿敵であるダイを倒すことに、自らの価値を見出している。また闘いには卑怯な手段を取り入れず、武人として全力を尽くし、正面からぶつかっていくタイプ。 超魔生物化したことで肉体的に強化されたばかりでなく、宿敵であるダイたちを倒すという強い決意によって、それまでの精神的な脆さが克服された。 武器は「地獄の爪」に加えて、右腕に仕込んだ「覇者の剣」や腕に内蔵された武器刃が連なった鎖状の「地獄の鎖(ヘルズチェーン)」も振るう。また火炎・爆裂・閃熱呪文を極めている。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5315.html
「宇宙の!」 ドッカーーン! 「何処かにいる!」 ドッカーーン! 「清くて!」 ドッカーーン! 「美しい!」 ドッカーーン! 「史上最強の!」 ドッカーーン 春の使い魔召還の儀式。 そこでルイズは何度も何度も失敗して爆発を巻き起こしていた。 「おいおい、どれだけ爆発を起こせば気が済むんだよ。」 「所詮、ゼロはゼロなんだから、いい加減に諦めろよ。」 キッ! 完全にルイズを見下したヤジに殺気を込めた視線を送る。 監督係の教師、コルベールは発言をした生徒の評価を下げる事を心の中で決めてる。 そしてすまなそうにルイズに話しかける。 「ミス・ヴァリエール。他の生徒の召還が残っていますので…」 「わかっています!でも…。いいえ、私は向こうでやっていますから、お願いします!」 ルイズのまさに『必死』と言って良い表情にコルベールも言葉が詰まる。 彼は知っている。ルイズの座学は非常に優秀である事を。 魔法理論において誰よりも努力をしている事を。 そして本来、魔法に失敗しても何も起こらない事を。 「わかりました。あなたが努力家である事は知ってますからね。」 「あ、有難う御座います!」 ルイズは盛大にコルベールへ頭を下げた後、向こうへ走って行った。 既に他の生徒全員が召還を終えていたが、ルイズだけは爆発を起こし続けていた。 当初は鬼気迫る表情で魔法を失敗し続けるルイズに思う所があったのか他の生徒もヤジを飛ばさず見ていた。 しかし、時間が経つ内に厭きだしてコルベールに部屋に戻って良いかどうか聞き出していた。 コルベールは当初、渋い顔をしたが、ルイズがいつまで経っても成功しそうに無い事から、認めるしか無いのであった。 一人、一人、この場から生徒がいなくなる事は気配でわかったが、それでもルイズは召還魔法を唱えては爆発を起こし続けていた。 日も暮れだした頃、その場に残っていたのはコルベール、キュルケ、タバサの三人だけであった。 ルイズの姿は酷いものであった。服はボロボロ、顔は埃まみれ、腕からはところどころ血を流している。 満身創痍としか言いようが無かった。 「どうして、どうしてなのよ!!」 悲痛な叫びと共に杖を振るう。 ドッカーーン! 巻き起こるは非情にも爆発。 「はは、ははははは」 ルイズは笑った。しかしその笑みは虚ろで、何の感情もこもっていなかった。 そしてルイズは何処か晴れ晴れしてた表情でコルベールに頭を下げて言った。 「コルベール先生、有り難う御座います。もう、いいです。」 「…そうかね、ご苦労だった。ミス・ヴァリエール。部屋で休みたまえ。」 「はいっ!」 言ってルイズは走り出した。両目いっぱいの涙を浮かべながら。 「ちょっと、ルイ…」 キュルケの言葉はコルベールによってさえぎられた。 タバサはそんな二人を興味深そうに見ている。 「先生…。」 「ミス・ツェルプストー、ミス・ヴァリエールの事を思うなら今は一人にしてあげましょう。」 真剣なコルベールの表情に軽く頬を染めて、うっとりしながらキュルケは頷く。 タバサはルイズを心配しながら,そんな友人に呆れていた。 ルイズが目を覚ますと真夜中であった。枕もシーツも涙で濡れている。 部屋に戻ってからずっと泣いた。 泣き疲れて眠ってしまい、夢の中でも泣いた。 くぅ~ どれだけ悲しくてもおなかは空く。 食堂は閉じているだろうが何かつまめる物は探せばあるかもしれない。 そう思い、ドアを開ける。 するとナプキンが掛けられ、中に何かが載せられているのがわかる大きめの皿とワインとグラスが置いたトレイがあった。 ナプキンを取ると冷めても食べられるサンドイッチが置いてあった。 誰かが…、キュルケあたりだろう…がメイドに頼んで置かせたのだろう。 トレイを持って部屋に戻り、ワインをグラスについでからもそもそとサンドイッチを食べ始める。 するとルイズの瞳にまた涙が溢れる。 感謝か情けなさか自分でもわからない。 ワインをかなり飲んだがまるで酔いがまわって来ない。 しばし呆然としながら,ルイズは窓から空を見上げる。 今も双月が静かに輝いている。 「この場所から見える月も、これが最後か…」 召還の儀式は進級の試験を兼ねているのだ。 それに失敗したとなれば名家の恥として実家に呼び戻され、一生閉じ込められる事になるだろう。 悔しい! ギュッと杖を握る。無駄だと分かっていながらも口語の呪文が口から零れる。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。我が“運命”に従いし、“使い魔”を召還せよ。」 ゲートが、生まれた。 そりゃあもうあっさりと。 もともとゲートは開けますが何か?と言わんばかりである。 ルイズは呆然となる。 それはそうだ。今日何十回…いや、何百回と言える程唱えては失敗した魔法が成功したのだ。 驚かない方がどうかしている。 ゴクッ… ルイズは思わず息をのむ。 今このゲートの向こう側に自分の属性にあった動物か幻獣がいる筈である。 「な、なにが出てくるのかしら…。」 バサッバサッ ルイズの言葉に応えるように大きな羽の羽ばたきが聞こえてくる。 音の出どころは…ゲートだ。 そして、ゲートから現れたそれは高らかに笑いながら名乗った。 「ふはははは!」 「ふはははは!」 「私は!私は!」 「夜の帝王!!」 現れたそれを一言で言うならば…『かばこうもり』であった。 かばのように巨大な顔、それに対して体は余りに矮小であった。 いや、こうもりの体に比べればずっと大きいが、巨大な顔に対し不釣り合いな大きさであった。 ルイズは混乱の極みにあった。 召還に成功した事実による驚愕。 目の前にいる存在を今まで見た事が無い事。 それがなんと喋った事。 人間の言語を喋る動物は『韻獣』と呼ばれ、希少な存在として知られている。 更に言うなら目の前にいるかばこうもりは自分自身を『帝王』と言ったのだ。 そこまで自分を大きく言うには自信が無いと出来ない。 だが、そんな事よりも、ルイズは、深刻で、どうしても、聞かねばならない事があった。 「ねえ、あんた。自分の事を『夜の帝王』って名乗ったわよね。」 帝王は帝王らしく尊大に答えた。 「うむ。そのとおりだ。」 「ちなみに昼間は?」 やはり帝王は帝王らしく(以下省略)。 「寝てます。」 ツュドム!! 後日、ヴァリエール家に二通の手紙が届いた。 一通はルイズから二年生へ進級の知らせ。 もう一通は、トリステイン魔法学校からルイズによる女子寮半壊に対する請求書であったそうな。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4273.html
前略 ちい姉様 マジカルメイドが暗躍したお陰で、無事…いや無事ではありませんが何とか使い魔を召喚することが出来ました。 ええ、出来たんです。 ですが……何というか人間の子供を呼び出してしまったんです。それも二人も。 『見た目』だけはとても美しい双子の少年と少女が使い魔となったんです。 そう、なったんですが……わたし、これからの学院生活がとても不安です。 ぶっちゃけ、家に帰ってもいいですか? いいですよね? 草々 ルイズの憂鬱(魔法少女ラジカルイズ~双子編~) 「ミス・ヴァリエール!」 ある日、教室に呼び出されたルイズは、渋る双子の使い魔をつれて約束した時間より少し早くやって来た。 教室に入るや否や待ち構えていた中年の女性教諭、シュヴルーズが怒鳴りあげたのだ。 「あの、ミセス・シュヴルーズ。 何か御用ですか?」 覇気もなく気だるげに答えるルイズにますますシュヴルーズは声を荒げる。 「何かじゃありません! ミス・ヴァリエール! あなたは使い魔にどういう教育をしているのですか!」 「はぁ、その、スミマセン」 ヒステリックな怒鳴り声に取り合えず謝罪の言葉を告げたルイズ。 どうやらまたこの双子が何かをやらかしたらしい。 今度は何だろうか。 またモンモランシーの使い魔の蛙に何かしたのか、でも蛙の御尻にストローさして空気を入れるなんて昨日やって怒られたばかりだ。 あるいはギーシュの使い魔のモグラの餌(ミミズ)に釣り針を仕掛けて釣り上げたことか、はたまた学院長の使い魔のネズミをまた罠にはめたのか。 思い当たる節が沢山ありすぎてよく分からない。 「錬金の授業で使う粘土に爆薬を仕掛けるなんて! こんな悪戯初めてです!」 ルイズは、『ああ、どんどん過激になっているなぁ』と思いながらもひたすら平謝りを繰り返す。 それにも拘らず、 の怒りはまだ収まらない。そう、 がルイズを呼び出すのは何も初めてというわけではない。 双子が悪戯を仕掛けるたびに、コルベールやギトー、オスマンにロングビル等、学院に努めている教職員から一通り注意を受けているのだ。 その度に彼女は下げたくもない頭を何度も下げたのだ。 「昨日も、ミスタ・コルベールの髪を全て燃やしたではないですか! いいですか! ちゃんと教育なさい!」 コルベールのあの可笑しな鬘はそういう理由だったのか。ルイズは心の中で納得すると再び頭を下げる。ちゃんと謝罪の意思をのせて。 「スミマセン。 ほら、あんた達もあやまんなさいよ!」 この日、同席した双子の頭を下げさせようとグイグイと押すが彼らはそれに反発するのだ。 そしてあろうことか、 「ばーか、はーげ、タコ坊主ー」 「タコなら海ん中でチューチュースミ吐けー」 暴言を吐くのだ。 ルイズの短い堪忍袋の緒は当然の如くブチキレた。 「ちゃんとあやまんなさいッ!」 怒りと共に振るわれた杖から奔るはずだった魔法。だが忘れてはならない。彼女が魔法をうまく使えないという事実を。 激しい爆発が教室中を蹂躙する。響き渡る4人の悲鳴。だが奇跡的に皆無傷だった。 そして当然のようにルイズは教室の清掃を命ぜられたのだが、双子はというと当然の如くその場から逃げ出したのだった。 拝啓 エレオノール姉様 わたしはちゃんと学院を卒業できるのでしょうか? とても不安です。 だからお願いします。家に逃げ帰っても怒らないで下さい。 敬具 数日後…。 ルイズが部屋で双子と何ともいえない時間過ごしているとを唐突に扉を叩く音が聞こえるではないか。 あまりにも激しく叩かれる扉。煩くて敵わないと扉を開けるとそこにはモンモランシーがに鬼気迫る雰囲気で仁王立ちをしている。 「少し時間いいかしら?」 そう言うとモンモランシーはルイズの返答を待たずして部屋にズカズカと入って来た。 用件をルイズが聞き出そうとする前に彼女は口を開いた。 「ルイズ、使い魔にどういう教育しているわけ? ギーシュがノイローゼになってるんだけど…どうしてくれるの」 モンモランシーの言葉にはてと首を傾げるルイズ。 その様子がモンモランシーを苛立たせる。 「ちょっと! しらばっくれる気?」 モンモランシーが言うには…… 学院某所。 その日、ギーシュは一人、使い魔のヴェルダンデに餌をやっていた。すると背後から不穏な影がするすると近づいてくるではないか。 音もなくギーシュの背後にピタリとくっつくと耳元で吐息を掛けるように双子の、少年のほうが声をかけた。 「ねぇギーシュさん。 遊ぼうよ」 「あひゃぁ!」 突然のことに飛び上がらんばかりの勢いで驚いたギーシュだったが、双子の姿を認めるとすぐさま使い魔を己が背に隠した。 「も、もうヴェルダンデをお前達の玩具にはさせないからな!」 おっかなびっくり双子に向かって啖呵を吐いた。だが双子はそんなことは気にも留めない。 今度は双子の少女のほうがギーシュの耳元で囁いた。 「何を言っているのかしら? 私達はギーシュさんと遊びたいの? ね、兄様」 「うん、姉様の言うとおりだからね、ギーシュさん」 使い魔を玩具にされないと分かって一瞬だけ安堵したギーシュ。だが疑問が一つ浮かぶ。 「僕と遊ぶって……何をするんだい?」 ギーシュの問いに双子は満面の笑みを浮かべて言い放った。 「んー、今日はお医者さんごっこでいいよね、姉様?」 「そうね。 せっかく本式の道具一式そろえたんだもの。 それにしましょう」 途轍もなく嫌な予感がするので回れ右をしてその場を立ち去ろうとしたギーシュだったが… 「こ、これからケティと遠乗りの約束が…」 そうは問屋が卸さない。少年がギーシュの服の襟をがっしりと掴んだ。ちなみにヴェルダンデはとっくに逃げていた。主を見捨てて……。 「姉様、きっと普通のお医者さんごっこが嫌なんだよ」 「まぁ兄様、本当かしら? だったら……」 ――大人のお医者さんごっこにしましょう―― そういってギーシュの眼前に出されたものは18歳未満の人には説明することが憚れる器具の数々。 「大人のお医者さんごっこー♪ 僕らのテクにかかればその愚息も昇天だよ?」 「さぁ、天使を呼んであげましょう……」 哀れ。 ギーシュはもはや逃げることなど出来ない。 「やめろ! 助けてケティ! モ、モンモランシーでもいいから!」 ああ、その悲痛な叫びは届かない……。 「い、いやぁぁぁぁ!」 そんな事があったらしい。 「あれ以来ギーシュはうわ言の様に『助けてケティ』って繰り返すのよ!」 ギリギリとモンモランシーの歯軋りが聞こえてくる。 「何で!? どんなプレイしたか知らないけど、何故助けを求めるのが私じゃないのよ! ふざけないでよね!」 私もあんな事ギーシュにしてみたかったのにと、興奮して怒鳴り散らすモンモランシーを尻目に、双子はというと……。 「弱いわね、兄様」 「そうだね、姉様。 この程度で泣いていたらこの先辛いことがイッパイ、イッパイあるよ」 シエスタから貰ったペロペロキャンディーなめながら、達観した様子で佇むのであった。 それがルイズの逆鱗に触れたのは当然である。 「あやまんなさいッ!」 ルイズは学んだ。怒りに我を忘れてはいけない。だから魔法は使わず杖で双子の頭を殴ったのだ。 うわぁーんと泣き声をあげる双子の姉兄。ルイズはきっと懲りずにまた何かやらかすだろうと、遠い目をして考えていた。 親愛なるワルド様へ この先の学院生活がとても不安です。比喩でも過剰表現でもありません。 例え中退してもわたしを貰ってくれますか? デルフリンガーに相談しても、 「剣であるオレにどうしろと?」 そんなことばかり言って取り合ってもらえません。 そんなルイズの神経をすり減らす双子の使い魔であったが、ルイズを癒してくれる時間があったのだ。 「寝顔は天使そのものね」 子供らしく可愛らしい寝顔、多くの人はそれに癒されるだろう。 剥製の作り方と銘打たれた本と囚われた梟と土竜の姿さえなければの話だが……。 エピローグ(?) 「ねー、ルイズさん」 「圧力釜どっかにないー?」 「あー…シエスタの所に行けばあるんじゃない?」 読書に勤しむルイズに話しかける双子。本から目を離すことなく投げやりに答える。 「はーい。じゃあ聞いてくるわ」 「ねぇ、アレ持った?」 一瞬のやり取り……これでルイズは察した。 「…石礫とか釘詰めたら爆殺するからね」 その言葉にブーブー文句を言ってくるが最早ルイズは気にしない。 前略 ちい姉様 色々あったけど最近慣れました。 家に帰らなくても恐らく大丈夫なはずだと思います。 いろいろあるけれど、わたしは元気です……多分。 草々
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4466.html
二人のルイズ 「なによ、これは……」 彼女にとって今日は記念すべき日になるはずだった。 自らの系統を見定め、より内容的に特化した二年への進級試験も兼ねた春の使い魔召喚の儀式。 何度も失敗し、今度こそは意を決して杖を振り下ろした先に現れたのがコレだった。 「なんだあれは!? 「まさかゼロのルイズが」 「信じられない」 周りの生徒たちが驚愕から喧々囂々の騒ぎを巻き起こす中、ルイズはまるで瀕死の魚のように口をパクパクさせることしかできなかった。 出来ればドラゴンやグリフォンのような幻獣であれば言うことはない、虎や獅子でも大歓迎だ、それが無理なら犬猫でも構わない、いやオールドオスマンのようにネズミでもしょうがないし、さっき頭上を飛んでいった雀でもこの際贅沢は言うまい。 そんな気持ちで挑んだサモンサーヴァントだからと言って、よもやこんなものが出てくるとはルイズは夢にも思わなかった。 それはまず巨大だった、ルイズのすぐ前の生徒が呼び出した風竜の幼生よりも尚大きい。いや大きさだけなら今年と言わずこれまでこの学院で呼び出された使い魔のなかでも最大の部類に入るに違いない。 次にぬめぬめしている、濡れ光る緑の皮膚は周囲の光を反射して微妙な光沢に照り輝いている。 最後にそれは不気味だった、足を全く動かすことなく地面をまるで滑るように動き回り、その巨大な瞳はピクリとも動くことはない。 だが結局のところ、その生物を表すにはただ一言で事足りる。 「なんで、こんなでっかい蛙が出てくるのよ……!」 そうルイズは蛙が苦手だった、もはやルイズ自身覚えていないが幼少の頃に刻まれたトラウマがぬるぬるべたべたした生物を忌避させるのだ。 しかしそんな自分に呼び出されたのは自身がもっとも苦手としている蛙。 それも超特大サイズ。 ルイズは泣き出したくなった、始祖ブリミルよ。私が何か貴方のお怒りに触れるようなことをしたのでしょうか? 貴方は私に貴族だと言うのに魔法の才能を与えなかったばかりか、私がもっとも嫌うものを終生のパートナーにせよと申すのですか? もし私の言葉が届くのなら…… 「もう一度、召喚をやり直させてください」 「駄目です、使い魔召喚の儀式は神聖なものですから」 ほとんど無意識から出たルイズの魂からの叫びは、すぐ隣に居た輝く教師に一言で切って捨てられた。それはそうだいちいち生徒が使い魔が気に入らないからと言って再召喚させていてはきりがないし、それにコルベールの目にはルイズがあたりを引いたように思えた。 なにしろこれほど巨大な蛙である、ルイズの学友が普通の手のひらに乗るような蛙を召喚したことも分かるように一目で見て桁外れの存在だと分かる。 コルベールは教師としてルイズに自らの才能に自信を持って欲しかった、多少本人が呼び出した使い魔を嫌っていようとこのご立派な使い魔は周囲の者たちの目にルイズが「ゼロ」でない証として映るだろう。 実際、普通のアマガエルを召喚したモンモラシ家の一人娘などはロビンと名づけた自分の使い魔とルイズが呼び出した蛙とを見比べて、嫉妬交じりの視線を送っている。 「分かりました……」 コルベールの言葉にルイズは諦めたように頭を垂れた、上目遣いに見上げればルイズの前で彼女の使い魔は候補は間抜けな面を晒している。 その間抜け面を見ているとだんだん憎らしくなってくる、コイツが出てきたばっかりにと言うどうしようもならない運命に対する憤りが現実の相手として現れたことで心のなかで形を成す。 「五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔となせ!」 コルベールにレビテーションで浮かばせて貰いながら、ルイズははんばヤケクソな気持ちでその呪文を唱える。 新たなる運命の扉を開く、その呪文を。 「きゃっ!?」 「なんだっ、なにが……」 ――その場で何が起こったのか理解できた者はいなかった。 ルイズが巨大蛙に口付けし、その左手にルーンが刻まれた途端に巨大な蛙は猛烈な光と共に塵が砕けるように消えてしまったのだから。 光と塵の乱舞が収まった時、ヴェストリ広場に集まった生徒たちはその声を聞いた。 「守らなきゃ……」 それは涼やかで悲しげな、硝子で出来た鈴のような声だった。 ルイズを含めた全員は、その声に聞き覚えがあるような気がした。 「あの人が愛した世界を、守らなきゃ……」 そこには一人の少女が立っていた。 儚げな姿で、まるでレビテーションでも使っているように地面から僅かに浮きながら。 静かに、その場に佇んでいた。 ルイズは愕然とする。 着ている衣装こそ周辺の国々で見たこの無いものだが、少女の姿はあまりにも見慣れたものだったから。 見慣れたものでありすぎたから。 「あなた……誰…………?」 ルイズは、毎朝鏡のなかで出会うもう一人の自分に向かって問いかけた。 桃色の髪の少女は、僅かに笑って。 「わたしは――グロリア」 己に与えられた名を応えた。 それがゼロと馬鹿にされ続けてきた虚無の魔法使いと、朽ちて尚約束を守ろうと足掻いていた竜との出会いでした。 二人のルイズがこれからどのような物語を紡ぐのかは、我々には知ることは叶いません。 ならばせめて祈りましょう。 傷つき続けた彼女たちがもう二度と傷つくことの無いように。 惨禍に巻き込まれることがないように。 せめて栄光の賛歌〈グロリア〉を贈りましょう。 ――願わくば、ああ願わくば、その旅路の最果てが幸福なものでありますように スクラップドプリンセスから竜機神No7 グロリア を召喚。 戻る
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2025.html
サモン・サーヴァントでルイズが召喚したのは・・・S&W-M29 フォーティーフォーマグナムだった ダーティー・ルイズ ルイズはそのマグナムと契約を交わし使い魔として持ち歩くが、ある日ギーシュと決闘をする事になる 44マグナムで7体のゴーレムを倒した(内2体はワンショット・ダブルダウン)ルイズは ギーシュにマグナムを向け「5発か・・・6発か・・・わたしも撃つのに夢中で覚えてないのよ・・・」 「・・・まいった・・・」 そんなこんなある日、タバサがワルド子爵に誘拐される事件が起きた ワルドはルイズを名指しし、トリステイン中に設置された遠見の鏡を通してルイズに要求を伝える 「走れや走れ・・・ルイズさん・・・」 結局、マグナムを奪われたルイズがパンツの中から出したナイフで刺され、ワルドは逮捕された その後、証拠不十分で釈放されたワルドがアルビオンの戦艦レキシントン号を乗っ取る事件が起きる 「アルビオン軍のみんな、今日は軍務を休んでみんなでアイスクリーム工場を見学に行くんだ」 レキシントンはワルドの脅迫により、トリステイン魔法学院の上空に向かう、ワルドは皆を歌わせた 「♪こ~げこ~こ~げよ~、ボートこ~げよ~ ランランランラントリステイン空爆♪」 そこへ現れたのはルイズ、レキシントンに飛び移り、ワルドを戦艦から引きずり出して人質を救出 逃げるワルドと追うルイズは風石鉱山にたどり着き、遂にルイズはワルドを44マグナムでブチ抜いた 池に浮かぶワルドの死体を背に、ルイズは五芒星のバッジを投げ捨てて歩き去った ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ2 トリステイン国内では連続した殺人事件が起きていた それらを実行していたのはレコンキスタと呼ばれる一味、法で裁けぬ悪を処刑する集団だった ルイズは彼らの行う処刑活動への勧誘を受けるが、「しまいにゃ芝生にクソした奴まで殺されるわ」と 断ったことがきっかけで彼らに命を狙われることになるが、彼らから風竜を奪ったルイズは反撃に転じる マグナムと風竜を武器にレコンキスタの暗殺集団を全滅させたルイズは処刑事件の捜査を指揮していた ワルド子爵へと報告するが、その暗殺集団の黒幕こそが彼だった、ルイズはマグナムを奪われる しかしルイズに暗殺事件の罪を押し付けるべく風竜で逃亡したワルドは、ルイズに風竜ごと爆殺される 「ガラにもないことやるからそうなるのよ・・・」 ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ3 ある事件のほとぼりを冷ますため、アンリエッタにより学院の人事課に送り込まれてクサっていたルイズは ワルド一味が学院を襲い、破壊の槍を盗み出した事を機に最前線に呼び戻された ルイズは新入生のベアトリスと共にワルド達の行方を追うが、彼らはチェルボーグの監獄跡を占拠する 血気盛んなベアトリスは監獄跡へと突入し、ワルド達によって惨殺されてしまう 「カタキを取ってやるわ・・・」 強力な軍用マジックアイテムで武装したワルドの手下はルイズのマグナムで次々と屠られ ついにルイズは奪い返した破壊の杖で、ワルドを木っ端微塵に撃ち飛ばした ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ4 学院を休学しトリステイン郊外に引っ越したルイズは、平賀才人という地球人を飼うことになった どこにでも小便をする馬鹿犬がきっかけで、ある隣人と仲良くなるが、ルイズとその隣人の周りで 殺人事件がおき始める 「泣けるわ・・・」 ルイズの隣人スカロンはかつてワルドとその手下達に辱めを受け、復讐のために殺人を重ねていた 手下が次々と殺されている事を知ったワルドはフーケを餌にスカロンを遊園地におびき出す ワルドに銃を向けられ絶対絶命のスカロン、そこへマグナムを下げたルイズが現れた ティファニアの召喚したもうひとつのマグナム・・・44オートマグが火を噴き、ワルドを葬った ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ5 舞台芝居の監督をするワルドは、自分の暴力的な演劇に迫力をつけるべく「殺人ゲーム」を始める 標的にされたルイズは自分の乗る風竜への放火や遠隔操作魔法による移動爆弾に命を狙われるが ルイズは殺人の興奮に狂ったワルドを船の上に追い詰め、竜撃ちの銛で貫いた
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44582.html
ハドラー(ダイの大冒険) まさかアリゾナ州出身のプロ野球選手にハドラーがいるとはね。 -- 名無しさん (2013-08-19 12 28 29) 魔族って嫌いだけど(最初はキライだった)こいつはまさに漢になっていましたね。最後のアバン先生との再開も本当に粋な計らいで。アルビナスの気持ちが本当にわかった。 -- 名無しさん (2013-10-19 22 08 30) やっぱりギガストラッシュを喰らった時のセリフはいつ見てもグッとくる -- 名無しさん (2013-10-22 20 59 20) ここまでかっこいい負け台詞を知らない -- 名無しさん (2013-10-22 21 12 14) 俺は今demo -- 名無しさん (2013-10-24 02 56 18) ヒムに「自分に似ている」といっていたが彼はギャグ方面に行きそうなんですが・・・。 -- 名無しさん (2013-10-24 11 29 23) ↑まぁ仲間になってたらああなってたかもな。魔王の頃からドジ要素はあったし -- 名無しさん (2013-10-24 11 39 54) 超魔生物になってからはマジで格好良すぎる -- 名無しさん (2013-11-11 16 56 17) いっそ仲間になって欲しかったが彼自身に限界があったのでヒムに託したのかな? -- 名無しさん (2013-11-11 17 45 03) よくコラ素材になってるから気になってた。ダイ読んでみるわ -- 名無しさん (2013-11-11 19 08 45) ↑×2 「もうバーンには従えないが、アバンを殺してしまった自分がダイ達の仲間になることはできない」と言ってる。多分この時既に勝敗はどうでも良く、ダイ達の捨て石になるつもりだったのかもしれない。(ヒムの事は既に気付いていたのかも) -- 名無しさん (2013-11-29 16 28 21) 最期にアバン先生に会えてよかった。本気で泣いた。 -- 名無しさん (2013-11-29 17 32 43) 力入ってる記事だなw -- 名無しさん (2014-01-25 15 11 42) 本編かっこいいが最近はハドラーどうなってるの?のコラシリーズで笑う日々 -- 名無しさん (2014-02-19 07 49 53) この人の存在だけでダイ大が読みたくなったな。 -- 名無しさん (2014-03-30 22 45 01) ハドラー「変身して超魔になると呪文が使えなくなるからダメだ。肉体から根本的に改造する」→呪文を使ったのはほんの数回。基本的に肉弾戦。 -- 名無しさん (2014-05-01 09 54 33) 後半の名台詞をぜひとも青野さんの声で聴きたかったな -- 名無しさん (2014-05-25 22 36 06) ハドラーはホントかっこよくなったよな 終盤で株上げまくり -- 名無しさん (2014-07-02 23 56 04) ベタな感想かもしれないけれど、ポップのために初めて人間の神に祈るシーン本当に好き。 -- 名無しさん (2014-07-03 00 44 47) 超魔生物後ばかり評価されてるけど自分は前半の方も好きだな。強力なオリジナル技が幅を利かせる中で格闘能力とDQ由来の呪文だけで強キャラポジでいるのはよかった。 -- 名無しさん (2014-07-13 02 58 41) 前半悪役、後半武人。最後の最後で部下に恵まれた魔族。 -- 名無しさん (2014-07-13 09 57 44) ↑6その数回の中の一回が◇9でダイとポップを救うための「急げ…ポップ! 骸が動いたのだ…儲けものと思え!!」のシーンなんだが・・・ -- 名無しさん (2014-07-25 08 08 52) ↑×3バルジ島でのヒュンケルとの一騎打ちは名勝負だと思う。 -- 名無しさん (2014-07-25 08 28 49) ダイコロってオモチャのCMじゃダイにゲームで負けて顔芸を披露するという凄まじい小物ぷりを披露してたな。後に武人になるとは当時誰もが思ってなかっただろうね。 -- 名無しさん (2014-09-05 20 09 11) ↑10気持ちはわかるが人ではないよ。魔族ね。 -- 名無しさん (2014-09-05 21 19 24) アルビナスの気持ちは気づいていたようでほっとした。 -- 名無しさん (2014-09-05 21 29 12) 最後に読者の涙腺を破壊する魔王…いや漢。 -- 名無しさん (2014-09-05 21 31 19) ハドラーの魂がヒムの受け継がれたといえば、ヒムはプロモーションで強化復活したけど、彼の場合、ポーンがクイーン並みの力を得たと言うよりは、本来なれないはずのキング(ハドラー)にプロモーションしたと考えて良いのかな。ブロックが本来できないはずのチェック(王手)中のキャスリングが可能だった例もあるし -- 名無しさん (2014-11-03 21 37 07) ヒムは魂と一緒に鼻水属性も受け継いだのだ・・・ -- 名無しさん (2014-11-05 00 29 04) やっぱりアバン先生に看取られて逝った事に泣いたけれどほっとした。これで彼も後悔をすることなく・・。 -- 名無しさん (2014-11-16 22 30 16) これがあるから後のヒム対決からの加入の展開にもより一層燃える -- 名無しさん (2014-11-16 22 52 20) 終盤の超魔ハドラーを倒すにはどうすればいいか? 1.ミストバーンをぶつける。2.ダイ・バラン(竜魔人)・バーン・キル・ロン・ベルク・ヒュンケルをぶつける。3.マァムと老子、ポップとマトリフの閃華裂光拳とメドローアのワンチャンに賭ける。4.寿命尽きるまで逃亡する。 -- 名無しさん (2014-11-16 23 13 53) ↑↑↑武人になってからはアバンを殺してしまった(と思っていた)事をめっちゃ後悔してるんだよね。ライバルであり友のいない虚しさを痛感したんだろうな。 -- 名無しさん (2014-12-03 00 15 16) 精神面で覚醒し超魔生物の能力を最大まで引き出しても、竜魔人には遠く及ばないんだな・・・ -- 名無しさん (2014-12-03 00 20 31) ポップの名言、 -- 名無しさん (2014-12-20 20 38 41) ↑(誤送信)、ポップの名言でもある、閃光のように生きた人物の代名詞なんだよなぁ。ポップとハドラーの作中での成長ぶりはすごい。 -- 名無しさん (2014-12-20 20 42 01) 普通なら消し炭になっていたであろうカイザーフェニックス喰らってアバンがあの程度のダメージで済んだのは、やはりこれもハドラーの灰が守ってくれたからだったのかも…!! -- 名無しさん (2014-12-20 20 48 49) ハドラーの漢ぶりが勝るのに反比例するようにキルバーンやミストバーンが狡猾でろくでなくなっていったからな。 -- 名無しさん (2014-12-22 08 50 53) この項目観てるだけで涙腺緩んだ。 -- 名無しさん (2015-01-12 20 22 11) アバンはハドラーとの因縁がいろいろあったせいか、死んだ後もハドラーについて言ってる事は結構辛辣だよね。でもやはり評価すべきところは評価しているという(しかも超魔生物時はほとんど知らないにも関わらず)、この2人は本当の意味で宿敵でありライバルだったんだろうね。 -- 名無しさん (2015-02-12 15 19 49) ポップと言いハドラーと言い精神的にも実力的にも成長していく良いキャラだよなあ -- 名無しさん (2015-02-12 15 41 36) これ、今、超魔生物化した話をするとしたら、声優は誰になるだろう? やっぱり、大塚さん(明)かな? -- 名無しさん (2015-02-28 12 24 45) ↑あ、超魔生物化してからの話、でした; すいません; -- 名無しさん (2015-02-28 12 25 16) 武人となった超魔ハドラー時代でも、人類軍拠点への先制奇襲攻撃や大魔王の消耗を見逃さないなど合理的な戦法は躊躇なく取るのよね。そこのところが、まだ子供じみた勇者一行に立ちはだかる大人の壁、って印象の魅力があったかな -- 名無しさん (2015-04-03 11 54 49) 「情は捨てろ、冷徹になれ…」というエールは後に完璧に的確だった事が証明されてるんだよな(マァムがミストバーンに情けを掛けたせいでエライ目に遭ってるし、ダイとポップが下手な情けを捨てて冷徹(クール)にならなければ真バーンには勝てなかった) -- 名無しさん (2015-11-29 01 06 06) 序盤の鼻垂れ魔王の時もある意味では魅力的な悪役だったんだけど、まさかこんなにカッコ良くなるなんて思わなかったから当時は泣いた泣いた。ダイやポップ達主人公側のみならず、敵側の成長まで見せてくれるとは……。以降、ハドラーより好きな悪役が出てこない。彼は今でも俺のNo.1。 -- 名無しさん (2016-02-10 22 28 35) 大人になるとヘタレなハドラーの気持ちがよく分かる、けど必ず漢ハドラーのようになってみせる -- 名無しさん (2016-02-10 23 03 41) なまじ始めがゲスでヘタレな分、終始一貫してクールな武人よりもかっこよく感じるな -- 名無しさん (2016-02-26 23 19 30) アバン先生は敵にも味方にも評価されているけど、ハドラーにしてみれば「アバンの凄さは俺が一番知っている」と言えるほどアバン先生に拘っている。 -- 名無しさん (2016-03-02 00 28 29) 超魔生物化後がピックアップされがちだけど、バルジ島でのヒュンケルとの一騎打ちは名勝負だと思う -- 名無しさん (2016-03-05 20 15 45) 自分は超魔生物になる前のハドラーの方が好きだ -- 名無しさん (2016-03-27 01 21 30) 黒の結晶は人間で言うところの人口ペースメーカー的な役割でもあったんだろうな。バーンも悪辣だった頃のハドラーなら容赦なく爆破しただろうけど、武人になった後のハドラーにはちょっとだけ(悪いことをしてしまったな)と思ってるかも…。「地上をくれてやる」と言ってたのも嘘じゃなかったのかもしれん。 -- 名無しさん (2016-05-01 01 33 45) ↑ 死なせたくなくなったのは本当だと思うが魔界に太陽光の最終目的を考えたら「地上くれてやる」は所詮口約束だと思う 最終的にミストがハドラーよりバーンを選んだようにバーンも自分の目的を優先する 逆に言えばこの二人が躊躇するほどハドラーが急激に大成長したという事でもある -- 名無しさん (2016-07-23 19 46 57) 典型的なド悪党だったのにな。こんなに変わるとは思わないんだ。 -- 名無しさん (2016-08-07 15 30 33) 「人間の神よ!……」のセリフは、読んでて目頭が熱くなってくる……! -- 名無しさん (2016-08-17 14 56 41) 今だとハドラーの台詞がcv中田譲治さんで再生される。序盤の権力欲に凝り固まっていた時期でも、そして武人と化した」 -- 名無しさん (2016-09-04 21 59 27) ↑続き:武人と化した後でも違和感が無い。 -- 名無しさん (2016-09-04 22 00 29) 声が似てるってのもあるけど、山路和弘に一票 -- 名無しさん (2016-09-08 11 15 41) 個人的には大塚明夫かなぁ -- 名無しさん (2016-10-10 20 22 23) どんな立派な武人になったとしてもハドラーの魔王時代、本編当初の外道ぶり考えたとき、こいつの末路は某ガンダムでついこの間殺しあったのも忘れて場違いな決闘申し込んだ挙句撲殺された女性キャラのような最後でもよかったと思った俺は器が小さいのかな -- 名無しさん (2016-10-10 20 53 42) ↑あの世界観は味方も敵も狂ってる。だが余計に軍人としては全うだったあの人は生き残れない。ダイ大だからこそ出来たんだよ -- 名無しさん (2016-10-13 18 37 18) 武人化はライバルとしては昇華したんだけど悪役としては魅力ゼロになった・・・超魔生物化する前のハドラーの方が好きなのは自分だけではないはず -- 名無しさん (2016-10-16 21 09 22) 武人化以降は保身の心は元より人間への悪意バーンや魔王軍の事を度外視して「アバンの弟子達と決着をつける事のみ」を生きる糧にしているからなあ。超魔生物になった時点で先が長くない事も理解していたのかもね。後のヒム同様悪ではなくなった。 -- 名無しさん (2016-10-17 00 50 46) 魔王時代、魔軍司令時代でも相当な強さであったのは言うまでもない。魔剣ヒュンケルと渡り合う格闘能力に極大呪文で遠距離から攻撃可能とバランスが取れている。惜しむらくは呪文無効化される相手ばかりだったこと…。あとやられる度にメンタルが弱くなっていくのはリアルだな。力は魔軍司令時代が上でも魔王時代の方が恐らく強いはずである。 -- 名無しさん (2016-10-18 01 48 18) ↑魔王時代、ミストバーンと渡り合える老師の攻撃に耐えてたしな キルバーンを倒したアバン先生の全盛期時代と互角だったわけだし -- 名無しさん (2016-11-09 23 21 41) ↑2 魔王時代に感じなかった職場でのストレスとプレッシャーは大きいな 魔軍司令と言われても実際は針のムシロだったし それをバネにして成長したのは見事 -- 名無しさん (2016-11-16 23 16 59) ↑5 バーンに最後通牒を突きつけられた後でまた失敗した以上、悪役としてのハドラーはあの時点で死んだのだと思う。あれ以前と以後で別人と思っておいた方がいい気もするな -- 名無しさん (2016-12-09 20 15 09) 彼を連想するとアークデーモンはドラクエ11にて出るかな -- 名無しさん (2016-12-10 17 58 03) お色気シーンが多いダイの大冒険の中で確か唯一の入浴シーンが有るキャラ -- 名無しさん (2017-01-03 20 34 16) ↑6ポップやマトリフに呪文で渡り合おうとしたり、相手の得意フィールドでやり合うシーンが多くて不覚を取ってるのも惜しいところ。後のシグマに受け継がれる騎士道精神が悪い方に作用してる。 -- 名無しさん (2017-01-22 22 14 04) ↑9 そういう見方も面白いな。人(?)として成長したからこそ、ヘイトが集まりにくくなるかぁ。 -- 名無しさん (2017-01-23 00 02 04) 今だとハドラーの台詞がcv中田譲治さんで再生される 星とドラクエのCMでのハドラーが譲治だった… -- 名無しさん (2017-04-12 14 39 08) かつての悪行思い出すと小物になり下がったまま惨めな末路を迎えるというのも見たかった気がする。まあ武人としてのあの最期も好きですけどね -- 名無しさん (2017-04-12 20 46 54) ハドラーの地肉と化していた→血肉、なので変更お願いします。 -- 名無しさん (2017-05-08 20 48 09) ラーハルトと彼の母親が憂き目見た遠因 しかしそれがあったからこそ「くれてやるぞ俺の命」につながったと考えると・・・ -- 名無しさん (2017-05-08 21 18 41) ポップと逃げ遅れたときのやりとりは、読んでて、本当に涙が出てきそうになる(つ_; -- 名無しさん (2017-07-30 11 32 34) よく「アバン先生が生きていたのは蛇足」と聞くけれど、アバン先生がハドラーを看取るシーンは名シーンだからアバン先生が生きていたのは良かったと思うよ。ハドラーも満足して逝けたわけだし…… -- 名無しさん (2017-08-27 00 26 06) ↑まぁ、「人間の神というのも」以下の妙にメタい発言も不思議と違和感なく感動できたし、良かったと思うよ。 -- 名無しさん (2018-03-03 23 19 14) 一番上の人マジか キルバーンってサッカー選手がいるのは知ってるが(ちなみにこっちとは逆に審判にはめられている) -- 名無しさん (2018-03-04 00 11 03) アバン先生とハドラーは因縁の関係だし、あのままホップをなんとか外に出して死ぬのも悪くなかったけど、最後の最期でアバンと再会して腕の中で逝けたのはよかったことだと思う -- 名無しさん (2018-03-04 00 58 06) 魔王時代のハドラーを今見ると、似合わないコスプレ(但し本人はノリノリ)してるように見えるw -- 名無しさん (2018-05-09 13 39 48) ポップ「敵に説教かましたらメンタル克服した上にパワーアップして立ちふさがってきた」 修羅場である -- 名無しさん (2019-01-01 13 50 25) ロンが「魔族は人生長いからだらだら生きるヤツが多い」と言ってるし、バーンやハドラーみたいに野心や覇気に満ちた魔族は実は珍しいんだろうな。魔王時代にバーンに見込まれて救われたのもその覇気を買われたためだったようだし。 -- 名無しさん (2019-01-31 13 20 13) フローラを『魔界の神』に捧げると言ったり、魔界のモンスターを詰めた魔法の筒をもっていたり、おそらくデッド・アーマーと同じ材質と思われるキラーマシーンを開発したり、ヴェルザーの地上侵攻で竜の騎士が忙しくなったところを狙うように軍を起こしたりしているところを見ると、実は魔王時代からバーンとつながりがあったのかな? 明確な部下とは言わないまでも、下請け会社の社長みたいな感じで。 -- 名無しさん (2019-01-31 13 28 16) ↑人間界の魔物にとっては信仰対象が実在してたみたいな感じなのかもね。 -- 名無しさん (2019-01-31 13 51 29) ・小僧に手傷を負わされて撤退したと言う恥を隠さず、クロコダインに忠告する、クロコダインが負けると奴は六大軍団の中では最弱!等とは言わず、全軍でダイを叩こうとする(しかしバーンに邪魔される)バルトスの処刑は残当だし、結果論だがヒュンケルは実際裏切ったのでフレイザードに監視させてたのは正解。バランを外したのは明らかな采配ミスだが(バランに出世欲は無いし、ダイが居ようが居まいが当時のハドラーを圧倒していたのは明らかなのでバーンも上の役職につける気はない)はっきり言ってミストバーンが本気を出せばバルジ島でダイは全滅していたので、ミストの職務怠慢の方が・・・と、前半も言うほど無能ではないような -- 名無しさん (2019-10-03 21 22 59) ヒュンケルが救援に来る前のポップとマァムの前に現れたときは割と絶望感半端なかった -- 名無しさん (2019-12-21 19 10 11) 主人公のダイに加えてポップを「第二の主人公」というのはよく言われる事だけど、ハドラーもまた「第三の主人公」であり、魔物側の立場における「ダークヒーロー」だったと感じる。新しいアニメでも彼の生き様をしっかり描いて欲しい -- 名無しさん (2019-12-21 20 26 56) ↑3バランもバランでそもそも魔王陣営にいることが不自然な人物だからなぁ…ダイが引き金で勇者陣営に背信するリスクって下手すりゃあの6人の中で一番高いし -- 名無しさん (2019-12-24 22 31 48) 個人的にはギガストラッシュの際にダイとバランの姿が被った際はやる気満々なのに在りし日のアバンの姿が重なると「ゲェッ!」とらしくない悲鳴上げて心が折れてしまうの好き。ハドラーにとっての天敵はやっぱりバランではなくアバンだった的な。 -- 名無しさん (2020-01-07 19 48 27) 余命幾ばくもなくなったの下り、「無茶な超魔生物への改造が祟り~」っていうのはハドラーの勘違いで、実際は黒の結晶をつけたまま改造しちゃったせいで結晶が臨界寸前になっててそれの影響で血を吐いたりしてたんでしょ? -- 名無しさん (2020-02-20 10 47 19) ログ化を提案します -- 名無しさん (2020-04-02 04 13 43) ↑2両方だと思う。ザボエラが超魔生物は生命力を圧倒的に消費してしまうって言ってたし。(しかもザボエラはハドラーの黒の結晶についても知っていた) -- (名無しさん) 2020-10-03 16 39 38 なろう系主人公みたいな経緯でバーンに復活パワーアップさせてもらって、ベギラゴンも超魔生物化も他人から与えられた力なのに「必死に努力して」って持ち上げられるのは違和感大きい -- (名無しさん) 2020-10-04 07 58 35 仲間と共に互いを支え合い、必死に努力してってのはハドラー新鋭騎団結成以降の評じゃないかね 超魔生物になるために魔族の体を捨てた覚悟はポップも聞いてるんだし、何の努力もせずチート能力貰ったってのとは違うと思う -- (名無しさん) 2020-10-10 15 21 24 ハドラーが生み出したフレイザードも、残酷だけど人質を盾にする類いの事はしないし、手柄のためなら自分の命を削る覚悟があるなど、ハドラーの奥に秘められてた武人の気質の片鱗を受け継いでる -- (名無しさん) 2020-10-13 05 32 47 新アニメで声は野太くなったけど、「お前は大魔王の使い魔に成り下がった」と煽られてマジギレする辺りやっぱり中間管理職臭が -- (名無しさん) 2020-10-26 15 59 29 CV関智一は少しイメージ違うかなと思ったけど、終盤の熱い展開を前提にしてるなら凄くいいキャスティングな気がしてきた。あの人なら正々堂々とした武人ハドラーを上手く演じてくれそう -- (名無しさん) 2020-10-27 23 58 23 中の人が関さんなのもあって「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」とか「我が心明鏡止水~されどこの掌は烈火のごとく」とかのワードがどうしても脳裏をかすめるw -- (名無しさん) 2020-10-30 12 33 09 〉RPGのタブーである「勇者が弱い内は弱い敵しか出してこない」を平然と破り、序盤の内から自ら勇者を始末しに来る。 ゲームで例えると、チュートリアルを終えたと思ったら前作ラスボスが何の前情報もなく襲ってくる感じか。 -- (名無しさん) 2020-11-02 12 59 41 ハドラーがダイ達の仲間になるのも普通はありえなかったよ。 -- (名無しさん) 2020-11-02 19 53 14 「敵上層部が最序盤から主人公を危険視し、その抹殺を決意する」ってのもかなり珍しい気がする。大体幹部一人か二人倒されてようやく本腰入れることが多いから -- (名無しさん) 2020-11-02 19 58 44 新アニメ見てて気づいたけど戦闘中にも関わらず空気読んでアバンに弟子との最後の別れをさせてあげる辺り小物時代からちゃんと武士の情けとかも持ち合わせていたんだな -- (名無しさん) 2020-11-06 19 04 25 序盤の内から自ら勇者を始末しに来るのはもともとdq4mp発売と同時に始まった企画(アベル伝説も同様)だからピサロを意識したのだろうか。もっとも当のピサロはもはや進化の秘法がいつでも魔族に戻れる後戻り可能な単なる必殺技と化してしまったのだが… -- (名無しさん) 2020-11-17 17 39 35 ハドラーの超魔生物化もピサロが元ネタなのかな? -- (名無しさん) 2020-11-17 19 09 16 ↑3ダイとポップを一度は見逃そうとしてるしな まあ自分の体に傷を付けたから、やっぱり見逃せないとなったが -- (名無しさん) 2020-11-19 18 37 57 【主な人間関係】にアバンを追記希望 -- (名無しさん) 2020-11-20 00 43 45 ↑4 いつでも戻れる必殺技になった進化の秘法、って無茶苦茶パワーダウンしてそうだな。制御できるようになった紋章のごとく… -- (名無しさん) 2020-11-20 07 25 10 [「閃光のように」発言だが、ハドラーの生き様もまんまこれが当てはまる -- (名無しさん) 2020-11-22 12 24 00 ↑誤送信失礼 「閃光のように発言がハドラーの生き様に当てはまる」というくだり、ハドラーは本来ならバーンやロンベルク同様長命の魔族だったものが、自ら選んで閃光のように生きて死ぬことを選ぶあたりがすごくエモい -- (名無しさん) 2020-11-22 12 26 10 獄炎の魔王を読んで思ったんだがブラスに関しては面影が変わり過ぎててブラスだと気付かなかったのかも -- (名無しさん) 2020-11-23 06 28 58 バーンにしてみれば余興にすぎないんだからしょうがないんだろうけど、「魔軍司令」のポジションが本当に足かせでしかなかったと思う。ハドラーは自分で最前線に立ちながら直接部下をグイグイ引っ張っていくタイプで、作戦室で遠くから指示だけ出すタイプじゃないもの。不適材不適所の極みのような人事。 -- (名無しさん) 2020-11-24 22 16 27 つっても当時のハドラー自身がその地位に固執しまくってるプライドとコンプレックスの塊みたいな人物だったし、尖兵にされて他のやつが司令だったら「俺は先代魔王で古株なのに」ってゴネ続けてたと思う -- (名無しさん) 2020-12-07 11 43 41 魔族の寿命からするとハドラーは魔王軍の中では新参じゃないか?というか実は作中の魔王軍自体が多分魔王軍の地上支社みたいなもので、魔王軍の本隊は魔界で待機しているんだと思う。同盟関係とはいえヴェルザー軍への押さえに魔界にもある程度戦力を置いておかないといけないし。バーンは地上を破壊した後は天界に攻め込む積もりだったらしいから -- (名無しさん) 2020-12-23 22 54 12 ↑フレイザードが「オレの人格には歴史がねぇ」なんて言ってたのもバーン軍においてはまだまだキャリアの浅いハドラーのコンプレックスを体現していたのかもな…内心は自分が魔軍司令の器でない、バーンの贔屓で今の地位に就けていると自覚していたんだろうな -- (名無しさん) 2021-02-02 00 24 42 ↑少なくとも自分より明らかに強いバランと、自分より地位が上のミストバーンが部下にいるのは自覚してたし、内心ビクビクで過ごしてたのは想像がつく。だからこそ保身に走って、それが裏目に出ると言う泥沼状態 -- (名無しさん) 2021-02-06 14 36 15 ↑いっそ魔軍司令ではなく一軍団長くらいの立場の方が元魔王のプライドは傷ついても生き生きとできたのかもしれんなぁ… -- (名無しさん) 2021-02-06 15 02 57 外伝のハドラー見ると本当に堂々としてて失態を犯した部下にも余裕がある。この時代が一番楽しかったんじゃないか -- (名無しさん) 2021-03-02 16 36 40 なんだかんだでアニメももうバラン編に入るし、超魔ハドラーも近づいてきてて楽しみだわほんと -- (名無しさん) 2021-03-03 20 46 37 「勝利のためにそれまでの自分とプライドを捨てる」ってかつてのフレイザードと同じ行動だけど、やっぱりその時の心持ちが明暗を分けたんだろうか。ミストバーンからの評価も正反対だし -- (名無しさん) 2021-03-03 21 28 04 まあハドラーは勝利にのみ固執してたかというと違うしな。最終戦ではダイがチャージしてる時、今仕掛ければ勝てるけどせっかく時間あるからこっちもチャージするわだったし。ダイに力勝ちしたいのであって結果的に勝てればなんでもいいやって意味ではないし -- (名無しさん) 2021-03-13 17 05 37 あの時点のハドラーは既に死に場所を探してる状態だしな -- (名無しさん) 2021-03-15 21 04 40 後にヒムちゃんが言った「死んでも勝ちたかったが、そんな真似をするくらいなら死んだ方がマシ」ってのがまさにその通りだったんだろう -- (名無しさん) 2021-04-09 14 08 40 殺伐とした上下関係に胃を痛くして、挫折を散々味わって、それでも腐りきらず立ち上がって一華咲かせて美しく散ったという、大人になってから魅力がわかる良いキャラクターだった。 -- (名無しさん) 2021-05-21 23 38 34 武神って何だ。DQで武神って言われると、TASのトルネコしか思い浮かばんw -- (名無しさん) 2021-05-28 19 07 30 魔王ハドラーの悪の大ボスというポジションも結構好き -- (名無しさん) 2021-08-16 22 42 50 ハドラーの灰がアバンを助ける。シグマが持ってた鏡がポップを助けてるあたり対比になってていいな。そしてラストでヒムは死なずに済んでよかった。 -- (名無しさん) 2021-08-21 15 44 13 超魔生物に改造したさいにザボエラが黒のコアを摘出していたらどうなっていたかな? -- (名無しさん) 2021-09-26 17 16 52 まあ武神はなんか違うよな -- (名無しさん) 2021-09-28 23 42 28 黒の核晶の存在も悟られず魔法無しでハドラーと戦わなきゃいけないとか3周目くらいでやる縛りプレイだよ…あの場にヒャド系使いがいたらなぁ。 -- (名無しさん) 2021-10-16 17 45 49 バーンの力を使えるミストが現場まで行って直接起動だから無理と思うよ。(魔力は老人体が持ってるんじゃないのかって突っ込みはさておき)>あの場にヒャド -- (名無しさん) 2021-10-16 23 25 28 いいよね。ソーセージのCMでめんこで真剣に遊ぶダイとハドラー。 -- (名無しさん) 2021-10-29 13 27 34 バルトスやザムザの扱いから、自分に尽くす部下に対して本気で信頼したり感謝したりするところもあることが伺える。ミストバーンの死すら一顧だにしなかったバーンとは対照的。 -- (名無しさん) 2021-12-12 23 52 03 メラのところに「これが使えるというだけでポップから驚かれた」ってあるけど、この世界、素養がないと呪文覚えられないから、ギラ系イオ系に加えてメラ系も使えることに驚いたんじゃないの?あとは、普通のメラと違って「死ぬまで消えない」って辺りと合わせて -- (名無しさん) 2022-02-04 13 55 52 前半の中間管理職に落ちぶれてた時代のハドラーは半端じゃない気苦労だっただろうな。ミストバーン→「俺の部下なはずだけど…バーン社長のお気に入りで、実質俺より立場上じゃねぇ?」フレイザード→「禁呪で作った俺の子供みたいなもんだけど、明らかに俺を嘗めてる…隙あらば下剋上もやってきておかしくない」ヒュンケル→「ミストが連れて来た人間の若造だけど、明らかに俺を嘗めてんだよなあこいつ…」ザボエラ→「内心で俺の事を小馬鹿にしてるよね、分が悪くなったら別の奴に派閥代えるぞこいつ…」バラン→「バーン社長が連れて来たけど俺より遥かに強い…しかも俺の事を思いっきり軽んじてる…、つーか部下の一人も(ラーハルト)俺より強くね…?」クロコダイン→「こいつだけは裏表なく働いてくれる…裏切ってダイ側に着きおった!」 -- (名無しさん) 2022-02-24 23 10 58 73話最高過ぎた・・・アニメスタッフの方々には感謝しかない -- (名無しさん) 2022-04-18 09 54 35 あの時、アバン先生が駆けつけるのがタイミング良すぎるだろ、と僅かに思ってたけど、アニオリで挿入されたシーンで納得いった。ゴメちゃんが連れてきてくれたんだよ。ハドラーの「ポップを助けてやってほしい」という願いを叶えてくれたんだよ。きっと…! -- (名無しさん) 2022-04-18 18 38 43 獄炎の魔王で子供を庇って大けがしたアバンに対し「つまらんゴミを守るために早死にするのがお前の未来」と言うのが十数年後の自分の未来だったのがハドラー最大の皮肉にして成長だったな -- (名無しさん) 2022-06-23 16 10 01 ダイ大本編の回想だとクソ野郎なのにスピンオフでかっこよくなるのはズルいのに納得できるのがやっぱりズルい -- (名無しさん) 2022-07-04 23 50 39 最後がアバンの腕の中で…というのが、最高にイカしたシーンだと思う。もし他のキャラの腕の中だったら、ここまで感動的なシーンにはならなかっただろう(他のキャラの魅力がないのではなくて、因縁的に)。 -- (名無しさん) 2022-09-08 10 58 29 獄炎の魔王ハドラーが思った以上に強い -- (名無しさん) 2022-09-22 01 05 18 個人的に面白いと思うのが、バルトスを処刑した後もヒュンケルとのやり取り的に「バルトスとヒュンケルは親子」っていう、魔族と人間の共存関係みたいな点をごく自然に受け入れてる所。 -- (名無しさん) 2022-09-22 02 10 46 2021-10-16 17 45 59 バランならヒャド系を使えていてもおかしくないし(デイン系をメインに使っていた物の、設定上は竜の騎士はあらゆる呪文を扱えることになっている)、ヒャド系で黒の核晶を一時的に止められることを知っていてもおかしくない。しかしバーンが直接魔法力を送って起動させれば意味がないし、それ以前にハドラーの魔炎気でかき消されてしまう(キルバーンの頭部に仕掛けられた黒の核晶と同様)と判断し、使おうとしなかったのかも。 -- (名無しさん) 2022-09-22 02 52 47 アニメ版だとちゃっかりバラン黒の結晶凍らせた上で竜闘気で抑え込んでたな -- (名無しさん) 2022-10-09 18 26 03 懐かしいなあ -- (名無しさん) 2022-10-25 11 42 36 敗れ死んでしまった者は勝者の思い出の中でしか生きられない。というハドラーの戦いの美学は好きだな。敗者は勝者に名前を憶えてもらうのも名誉。 -- (名無しさん) 2022-11-09 00 14 26 よく考えたらヴェルザーが地上侵攻を企てなければ、アバンより先にバランに倒されてただろうし、仮にその戦いでヴェルザーが勝ってたら結局覇権は取れなかっただろうしで、昔から割と全方位詰んでる感あるの酷い -- (名無しさん) 2022-11-12 23 31 03 ヒュンケルにしてみれば、ハドラーは会社潰して、父さんやみんなを路頭に迷わせたくせに「何が魔軍司令だ。自分だけ職にありつきやがって」という気持ちだったのか -- (名無しさん) 2023-03-21 22 21 07 ↑2 バランがハドラーに狙いを定めていたのは獄炎の魔王でハッキリと描かれていたな。 -- (名無しさん) 2023-03-22 13 46 28 記事読むだけでシーンがありありと思い浮かんでしまうし泣いてしまうわこんなん… -- (名無しさん) 2023-06-25 13 34 32 もし、ハドラーがマァムがロカとレイラの娘と知ったらどう思うかな -- (名無しさん) 2023-07-02 19 54 07 カリスマ溢れる魔王だったのがどんどん我々のよく知る魔軍司令殿に近づいて行ってる -- (名無しさん) 2023-09-26 00 49 29 ちゃんと祈りの間で魔界の神を拝んでたり無頼漢のくせに妙なところで信心深い -- (名無しさん) 2023-12-15 14 59 43 こう言っちゃなんだけど獄炎の魔王はハドラーのメンタルがどんどん不安定になっていく過程を描いてるようなもんだからなぁ。レイラですら「前に会った時は残酷だけど威厳みたいなものはあった。少なくともグランナードみたいな下劣な奴じゃなかった」って認めてるし。そう考えると本編で超魔生物になってからの武人としての性格は成長したというよりは原点回帰したって感じなのかもしれない -- (名無しさん) 2024-01-21 13 19 06 配下の引きはダイやバーンにも決して負けないのに本人が崩れると恐ろしいほどに機能不全を起こすのがね。メンタルの上下が魅力だけど最初から本人が安定してたらガチで隙がないな。 -- (名無しさん) 2024-01-21 20 47 38 ↑2言ってしまえばSTAR WARS EP1~3のアナキンが、如何にダースベイダーになったのかってのと構図は一緒 -- (名無しさん) 2024-01-22 18 21 31 まさか令和の時代になってハドラーの若かりし頃が判明するとは! 一時的とは言えども、最終決戦時にはちゃんとメンタルリセット!してたのね -- (名無しさん) 2024-02-21 00 47 33 そういや今更だけど、シレっとハドラーが魔界出身である事が明確化されたんだよね。…こんなギラギラしながら一緒に地上攻め込もうぜって言いまわってるヤツが存在気付かないとかやっぱバーン様雌伏し過ぎなんじゃ -- (名無しさん) 2024-03-24 19 05 04 純血の竜の騎士や大魔王さまとまた違うカッコ良さと魅力があるのよね「超魔ハドラー」(魔軍司令の方は愛嬌がある) -- (名無しさん) 2024-05-06 06 55 14 ハドラー(の部下)とアバンで育てた勇者たちが大魔王倒したんだなあ、これが運命ってやつか? -- (名無しさん) 2024-05-08 18 58 49
https://w.atwiki.jp/kenkyotsukaima/pages/53.html
キャラクター紹介 イメージAA / . . / .. . . . . / . / . .. . . \ . ヽ ヽ. / / . . ./ . \. . / . .{ l . . . . .. 、 . . . ヽ . }l . . . l l / . . / . . . . . . . X . . . ./l . .| . / . . 丶 . . . \. ヽ . . l . . l| . . . | | ハ . l . . . . . . . . | l \/ ! . .! . .! .ヽ . \ . ..} ヽ. ._ ヽ-‐| . . l| . . . ! | l l . . | . . . . . . . / l . .. l\|. . | . .l . .! .. . l. . . l イl . . | . . .| . . l| . . . l V l .! . | .i . . . . . . l ル≧ァz\l . . ', . . .jヽ. l∠j≦ .!. . ∧ . l . / ! . . . . ヽ ヒロインヒロイン /ヽ{ . .l .l . . . . . . . j彳 〃´¨ヾ\. . .ハ . . / ァ匕 j/ `ヾ`ミ<! .,' . . . lヽ . . . .. \ ヒロいーン! / . . .\i小 . . . . .l . l ヽ |l\__ /i`ヽ{ ヽ .. . 7´ |l \__ / i /ハ ./ . . . ,' . . \ . . . ... / . . . . . . . .\ l\ . .∨ 弋{ j.l j. / 代{ j ,' / j . . / . . . . . \ . .../ . . . . . . . . . . . . l `ヾハ vヘ三イソ '´ vヘ三イ/ / . . .∧ . . . . . . . \/ . . . . . . . . ./∨l . . . . ', '´ ``′ / . . ./ ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . / l l . ヽ∧ ' ___ / . . . .l Y^ヽ . . . . . . . . . / i } . . ヽヘ ,,ィ´___ /`ヽ ,イ . . / . | / \ヽ . . . { ∨ . . .ヽ .\ 〃 } //. . ./ . . . l / ヾ . .} / . . . i . .ヽ>.、 ゞ _ノ イ . . . ,' . . . . .| } . j / . . . i . . . .} ヽ>`、 ー―‐ '´ィ< 〃 . . . ! . . . . . ! ./ . / ヽ / . . . . . l . . ./ \ \ ̄ / /{ . . . l . . . . . .ヽ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール LV1 称号:ゼロ 【Louise the Zero】 種族:ヒューマン ♀ 歳:16歳 身長 153cm 体重:?? スリーサイズはB76/W53/H75 ジョブ:メイジ サポジョブ:? 本作【!!ヒロイン!!】 時空と次元の交差により本来の使い魔ではなく、ブロントさんを召喚した張本人。 ブロントさんへの適応能力は高い。使える魔法は【爆発】のみだが、本編では色々と活躍している? アイデンティティとも言えるツンデレ要素は薄め。 メイジとしての実力はドット以下のゼロ。使い魔ブロント。 好物:クックベリーパイ 趣味:編み物 特技:馬術、リアクション芸人 初期ステータス +... HP MP STR DEX VIT AGI INT MND CHR 短剣 片手剣 片手棍 両手棍 回避 受け流し コモン 火 水 風 土 虚無 F F F F G G E E D F F E E F F 0 0 0 0 0 E
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/710.html
トレーディングカードゲーム「Magic the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)」のウルザを召喚 一章「ワールド・シフト」 マジシャン ザ ルイズ 一話「ワールド・シフト」 マジシャン ザ ルイズ 二話「分析+葛藤」 マジシャン ザ ルイズ 三話「錬金術の教示」 マジシャン ザ ルイズ 四話「狂熱の伝染」 マジシャン ザ ルイズ 五話「灰毛の誓い」 マジシャン ザ ルイズ 六話「ハルケギニアの意志ある武具デルフリンガー」 マジシャン ザ ルイズ 七話「破壊」 マジシャン ザ ルイズ 八話「虚無の目覚め」 マジシャン ザ ルイズ 九話「無謀なる特攻」 マジシャン ザ ルイズ 十話「土くれのゴーレム」 マジシャン ザ ルイズ 十一話「力の解放」 マジシャン ザ ルイズ 十二話「上天の月光」 二章「ルイズ ザ サーガ」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (1)「堅牢なる監獄チェルノボーグ」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (2)「ウルザの怒り」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (3)「水のルビー」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (4)「霊的直感」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (5)「海無き港町ラ・ロシェール」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (6) 「行き過ぎた模擬戦」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (7)「天才の霊感」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (8)「空賊船」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (9)「罪の自覚」 マジシャン ザ ルイズ 2章 (10)「超肉弾戦」 三章「ブロージット」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (1)「死者再生」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (2)「心の傷」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (3)「始祖の祈祷書」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (4)「聖なる教示」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (5)「あなたもわたしも」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (6)「決死の一撃」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (7)「王の遺言」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (8)「轟くときの声」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (9)「イゼット・エンジン」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (10)「滅び」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (11)「帰還」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (12)「復讐の連鎖」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (13)「術師の幻視」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (14)「飛翔艦ウェザーライトⅡ」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (15)「速やかなる反撃」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (16)「空中戦闘」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (17)「船酔い」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (18)「操舵」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (19)「白炎の紅蓮傭兵魔術師メンヌヴィル」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (20)「プレインズウォーカーの狂気」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (21)「爆発」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (22)「ウルザの時計」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (23)「トリステインのアカデミー」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (24)「女王の召集」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (25)「正気か否か」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (26)「ゲット・ア・チャンス」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (27)「円卓」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (28)「モット伯爵の好意」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (29)「トリステインの女王アンリエッタ」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (30)「凍える月」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (31)「病蝕」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (32)「名誉の道行き」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (33)「隠れたる死霊」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (34)「ガリアの地下牢」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (35)「風破」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (36)「転機」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (37)「ガリアの女王イザベラ」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (38)「女王の粛正」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (39)「病魔の進行」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (40)「悲哀の歌」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (41)「摩耗したパワーストーン」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (42)「ザルファーの青」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (43)「激突の報奨」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (44)「壮麗な宮殿」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (45)「口論」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (46)「破滅的な過ち」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (47)「マナ接続」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (48)「戦いの火」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (49)「意志力」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (50)「炎首のハイドラ」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (51)「冥界の門」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (52)「ウルザの意思」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (53)「ウルザの砲台」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (54)「虚空の大穴」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (55)「英雄的な行為」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (56)「運命の交差」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (57)「シュペー卿の剣」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (58)「うつろう虚無魔導師」 マジシャン ザ ルイズ 3章 (59)「炎蛇の教示者」 説明 ファイレクシアの闘技場で首切られた直後のウルザをサモン。 お話の背景にあるのはMagic the Gatheringのエキスパンション。 「アンティキティー」「ウェザーライト」 「テンペスト・ブロック」 「ウルザ・ブロック」 「マスクス・ブロック」 「インベイジョン・ブロック」 「時のらせん・ブロック」 基本的に次元の混乱だと思ってくらさい。 外見は http //ww2.wizards.com/gatherer/CardDetails.aspx??set=Exodus name=Mind_Over_Matter ver=1 http //ww2.wizards.com/gatherer/CardDetails.aspx??set=Planeshift name=Urza s_Guilt ver=1 http //ww2.wizards.com/gatherer/CardDetails.aspx??set=Apocalypse name=Death_Grasp ver=1 Magic the Gathering関係用語の解説
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2647.html
「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ! 神聖で美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに、答えなさいっ!!」 数十回の使い魔召喚に失敗し、ヤケッパチ気味にルイズが叫ぶ。 その、ある意味高望み過ぎる内容に周囲の同級生は「おいおい」と思ったとか思わなかったとか。 だが、神か仏かブリミルにか、彼女の願いは聞き届けられたのだった。 宇宙の果てのどこかにいる神聖で美しく強力な「なにか」の前に、召喚のゲートは開いたのである。 ★★★★ 異次元空間に浮かぶ壮麗にして典雅なる白亜の城の、丹精に手入れされた中庭。 そこで『世界の守護者』アンゼロットは日課である午後の紅茶の時間を楽しんでいた。 見た目は12歳程度の美少女に見える。 黒いドレスに映えるどこまでも白い肌。月光を束ねて銀糸にしたかのような流れる髪。 同じく銀色の瞳が、世界の行く末を思ってか儚く潤んでいた。 ふうっ―――と小さくため息をつけば、少女の手の中でユラユラと揺れるダージリンティーの水面。 お茶請けは配下のロンギヌス特別茶菓子班が泣きながら焼いたお煎餅。 紅茶にセンベイ合わすなよというツッコミも涼しげに無視して、外見銀髪少女の大年増は優雅にセンベイ食う。 バリンバリンバリバリバリバリバリリッ――ふう、やはり紅茶のお供はノリ煎餅ですわね――ってなカンジで優雅に。 そんな彼女の前に、突然銀色の円盤が現われた。 ここは腐っても、精鋭部隊ロンギヌスが守る正義の砦アンゼロット宮殿。 シナリオの都合でさえなければ簡単に危険な異物や敵の侵入を許す場所では無いのに、その円盤は平然と宮殿の主である少女の側に浮かんでいた。 レベル∞を誇る世界の守護者アンゼロットは、それが使い魔召喚のための次元ポートである事を瞬時に見抜く。 そして煎餅のカケラほども躊躇も見せず、その中にレースで飾られた黒いドレスに包まれた腕を突っ込んだ。グイっと。 「んー、このへんでしょうかねぇー……っと、コレですわ!」 中でグリグリ手を動かして、ズバッと一本釣りで引き抜いたのはピンクの髪の少女。 いきなり空中に現われた腕に襟首を掴まれて見知らぬ場所に釣れて来られた少女は、驚愕と不安であたりをキョロキョロ見回している。 「なななななななに? なんなのよここ? いったい突然何がおこったのよ!?」 「はーい、落ち着いて下さいルイズさん。私は『世界の守護者』アンゼロット。 今から私がするお願いに、ハイかイエスでお返事して下さいね?」 「へっ?」 「ハルケギニアは世界の敵に狙われています。貴女にはこれから、その敵を倒すために戦ってもらわなければいけません」 「ええっ!?」 「とは言え、今のルイズさんのレベルでは少々心もとないので―――」 今度は何も無い空間にズボッと手を突っ込むアンゼロット。 しばらくグリグリして「えいっ」と引き抜けば制服姿の少年が投げ出され、アンゼロットとルイズの頭上を跳び越し、頭から地面に落とされた。 「ってえなぁ! イキナリ授業中になにしやがんだこのクソ年増!」 ヤバい角度で地面に突っ込んだ男の様子に(なんだか知らないけど生きてるのかしらこの人?)と心配するルイズの前で、 素早く立ち直ってアンゼロットに詰め寄るのは柊蓮司。 一見普通の不良学生だが、その正体は色々下がる不幸学生だ。 以前、使命だと言われて学年が2年生から1年生に下がるという理不尽も体験した事がある。 「まぁまぁ落ち着いて下さい柊さん。まずは紅茶でも飲んでお煎餅でも食べて」 「いやお前煎餅と紅茶の組み合わせはねーだろう普通。まぁもらうけど」 「では紅茶も飲んで落ち着いた所で本題ですが」 「早っ! まだ一口しか飲んでねぇって言うか椅子にも座ってねぇって!」 「使命です。世界の滅びを防ぐために、そこのルイズさんは6レベルまで成長しなければなりません」 柊の剣幕もツッコミも無視して、さっさと使命の説明に入るアンゼロット。馴れた対応だ。 柊の方もそんなアンゼロットには慣れたもので、白いロココ調の上品な椅子をガタガタと引いて、ドカっと行儀悪く座って話を聞く体勢に入った。 「ルイズって言ったか? アンタも座ったらどーだ?」 「えっ、あっ、う……うん」 ちょっと恐い外見の柊に椅子を勧められて、まだ混乱中ながらおずおずと着席するルイズ。 その間にもアンゼロットはマイペースで話を続ける。 「ルイズさんが実戦経験を積み、かつレベルアップしてもらうために柊蓮司さん、 貴方の向かう使命へ彼女を共に連れて行き、そこで一緒に戦ってあげて下さい」 「良いけど、俺とこの子じゃレベルが違いすぎじゃないのか?」 「ご安心を。柊さんが飲んだその紅茶に、ある薬を入れてありますから」 「なっ―――まさか!?」 不吉な言葉に絶句する柊。 以前彼はアンゼロットが紅茶に入れたという薬のせいで、レベルを下げられた事がある。 それなのに同じ手に二度も引っ掛かるあたりが、彼の人の良い所だろう。 「柊さんもルイズさんと同じ1レベルになりましたから、頑張ってレベルアップして下さいね」 にこやかに手を振るアンゼロットの笑顔にヤバイと感じて立ち上がろうとする柊だったが、もう遅い。 突然椅子の下に、底も見えない黒い穴が現われる。 柊と、そしてルイズはそのまま侵魔――エミュレイター――と呼ばれる『世界の敵』が跋扈する戦場へと、次元を超えて落下させられた。 「いってらっしゃーい柊さーん♪」 「コノヤロウ覚えてやがれーっ!!」 「きゃー! なんなのよ、なんだっていうのよー!?」 「ちなみに柊さんが私の事を年増呼ばわりしたので敵のレベルはちょっぴり高めでーす♪」 「うわーっ! しっかり恨んでやがったかー!?」 「はわわわーっ!?」 ドップラー効果と共に遠くなって消える二人の声ってゆーか悲鳴。 何度となく世界を救ったウィザード、下がる男・柊蓮司。 彼は一部事情通の間では『アンゼロットのオモチャ』とも呼ばれているのだった。 ★★★★ その日、ゴーレムが学院を襲っていた。 宝物庫まある階に巨大な拳を打ち込むゴーレムは、30メイルはあろうかという巨大な物だ。 「待ちなさい!」 「……なんだい、アンタは?」 誰もが恐れて逃げ出す巨大ゴーレムの前に立ち塞がったのは、ルイズ・フランソワーズ。 3週間ほど前に行方不明になり、先週突如ボロボロの姿で学院に帰ってきた少女だった。 「魔法も使えないメイジが何の用だい? 世をはかなんでアタシのゴーレムに潰されたいってんなら相談に乗ってやるよ?」 「やれるモンならやってみなさいよ、土くれのフーケ」 「ふん、じゃあお望み通りにしてやるさ!」 ゴーレムの拳がルイズを押し潰した―――かに見えた。 だがルイズは平然とその場に立ったままだ。 彼女の手前数センチで止まった巨大な鋼鉄の拳。当然、それはフーケが止めたのではない。 ルイズの周囲に展開された結界・月衣<カグヤ>。 それは世界そのものが持つ法則を無視して、持ち主を一切の物理法則から守る極小の異世界だ。 「わ、私のゴーレムの拳を防いだ!?」 「……魔法の使えないメイジじゃ、ないわよ」 「なんだって?」 「メイジじゃないって言ったのよ!」 月衣の中から背丈ほどもある長剣を引き抜き、構えるルイズ。 それは≪魔剣使い≫である彼女の力、近接戦用対魔法箒・デルフリンガー。 「……って、俺っち箒扱いかよウイザードの嬢ちゃんよぉ」 「私はウィザード! エミュレイターと戦う、夜闇の魔法使い・ナイトウィザードよ!」 ウィザード業界では、魔力を受けて機動する道具は剣でも銃でも盾でも、果ては宇宙船でも箒なのだからしょうがない。 デルフのぼやきは無視して、ルイズは声高々と宣言した。 ≪魔器開放≫によって真の力を解放したデルフリンガーが輝く。 魔法構造を崩壊させる≪魔力吸収≫の特殊能力が、刃に触れたものから尽く魔力を奪おうと唸りをあげた。 ≪封印されし力≫を解放したルイズの≪虚無の属性≫魔法がその刃に吸収される。 あふれ出るプラーナの力が大地を削って噴き上がり、周囲を黄金の光で照らす。 「ば、ばかな!? なんだいこの力……こんな魔法、わたしは知らない!?」 「受けてみなさい! これが私の召喚した使い魔、世界の守護者から無理矢理与えられた力よ!」 一閃。 ただの一撃で右脇腹から左の肩まで一直線に切り裂かれ、その傷口からボロボロと崩壊してゆくフーケのゴーレム。 自身を構成するための魔力を根こそぎ奪われた結果だった。 「って、召喚してないってゆーかアンタ自分が向こうに召喚されたんじゃんかー!」 「うるさいうるさいうるさーい! エクスプロージョン!」 瞬間、ゴーレムの巨体が大爆発をおこす。 吹き飛ばされたフーケは「あ~れ~」と塀の向こうまで飛ばされていった。 かくしてフーケのたくらみは未然に防がれ、学院の平和はウィザード・ルイズの活躍によって守られた。 「盗賊退治お疲れ様ですルイズさん。ところでまたハルケギニアを揺るがす大事件が」 「ちょ、アンゼロット!? 私は今戦い終わって余韻に浸ってる最中で―――!」 「諦めた方が良いと思うぜ嬢ちゃん。どうせ最後には働かされるんだから」 空間からにょろりと突き出た腕に掴まれて拉致されるルイズとデルフリンガー。 明日はガリアかアルビオンか。アンゼロットにコキ使われるルイズに休息の日は無い。 頑張れルイズ。負けるなルイズ。 いつかハルケギニアを狙う魔王(推定)を倒して、アンゼロットから開放されるその日まで!
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4618.html
エロ 1-298 1-250 1-345 1-380ルイズ×サイト 1-46猫ルイズの誘惑 1-63 1-732 1-804サイト×メガネandルイズ 2-255ルイズとサイト 2-287 2-390ちぃねぇさまへ 2-40ドラム缶風呂 2-614 3-22結婚後シリーズ 3-274ルイズとシエスタ 3-396ルイズの夜 3-64あなたのいないアサ 4-141For113 4-260 4-43空気の読める才人 4-479あなたのあかし 4-582ルイズのMaria 5-345ルイズの魔法書 5-361 5-843ふぁいなるあんさー? 5-910FA〜ルイズのばあい〜 A1-26 A1-961 A2-455 5-637 6-619女の友情 6-702 7-124 7-128ルイズとサイトの夜 7-352ルイズ×サイト 7-365 7-374ルイズ×サイト 353+α 7-532 7-628明日はクリスマス 7-647 8-66 8-110ルイズ×サイト 8-170借り物競走〜ルイズのばあい〜 8-543 8-523運動会@エキシビションマッチ! 8-612 8-617 8-633サイトと魔法の布 9-11二度目の夜は。 9-2345-637続き 9-2445-637続き 9-275 9-376夜這い 9-487父来る 9-508 10-5仁義なき家族計画 9-281-1サイト争奪杯〜ルイズの場合〜 10-317媚薬『姿見の悪魔』 10-393ルイズの膝枕 10-691ルイズのおもちゃ 11-256 11-266ルイズ×テファ 11-418 12-189試験目前 12-229サイトの変身 12-279聖女の日EX〜ルイズの場合 12-605 12-613才人の逆襲 12-624 13-29湯けむり協奏曲 13-340桃色の花 13-391メイドのお役目 13-528ねばねば健康法 13-586八年後 14-268ルイズの調教日記 14-374運動不足 15-181事の発端? 15-247 15-508愛しい人 15-593天使の指先 15-828微熱の唇 16-158ルイズと小さな才人 16-203口付けの理由 16-785ハッピーバスデー・トゥ・ユウ 17-284 17-548ちいねえさまの処方箋 17-719地球探索 17-736 18-178月は東に日は西に 18-247 18-358夢の中で 18-554 19-111涼しい夏のすごし方/ルイズのばあい 23-340夏の竪琴 23-401メイドのお仕事 23-412冬の風物詩 X00-19桃色Sisters in the bath 23-505サイトといっしょ 24-152サンタの約束 24-39戦場のメリー・クリスマス〜ルイズの見た夢 25-493使い魔の大掃除 コメディ 2-131ルイズ×サイト 3-33時を駆ける少女 5-400サイトがんばる! 6-630ルイズのハロウィン 7-101ルイズルイズ! 8-364ルイズと犬 8-618バカップルイズ〜そして彼女はやさぐれる〜 予告編 9-78 9-286惚れ薬編if 9-326ダメ、絶対。 10-117ルイズの秘密 11-192ルイズの変装 11-386ある日の出来事 12-117知的好奇心 14-478一筆啓上 17-124ルイズいじめ 18-242 18-603 19-39 19-111涼しい夏の過ごし方/ルイズのばあい 19-300 19-384ヴァリエール家の雌犬 19-393 19-519 Girls, be ambitiou 22-522最高のお土産 X00-14ソルティ・カクテル〜涙の味〜 23-259美味しいサイト 24-333愛しい匂い 非エロ 2-670 3-596 3-611ルイズの寝言 6-586 7-495双月の舞踏会〜if 8-5素直になって、自分 A3-602最終日のつづき 8-223原作でもこんな展開あったらいいなぁ 8-546ルイズのあいびき 9-44最強の敵 9-82ルイズの優雅なデート録 9-281サイト争奪杯 10-22 10-104 10-517飼われ日記 11-284幸せな男爵様 12-151 12-468 12-513 12-535過去現在未来 13-96 13-564 14-65見知らぬ星 14-632救国の勇者 16-677 16-887ゼロじゃないキモチ 17-249華の嵐 17-348異世界人になぁ、味噌汁なんざ、つくれるわきゃ、ねえだろうが! 17-474 17-534 18-70夏なので 18-393 22-793たった一つの宝物 22-806ルイズの恋歌 X00-02ルイズの夢 23-199チキュウの物語 23-783Snow Drop 26-140文通 鬼畜 1-671 1-691泣き虫ルイズ 1-901鬼畜系 2-491 2-85鬼畜サイト誕生 3-150101鬼畜 3-638ルイズの決意 3-96For63鬼畜 4-159 6-359魔王 12-658アニエス堕ちる。 13-62あなたの未来はどっちですか? 13-251蜘蛛の糸 14-27 14-495ヴァリエール家の牝犬